弁護士と相談してお金を返済

会社を退職

 
私は高校を卒業後、某有名な飲食チェーン店に就職をしました。

ブラックとして有名な会社だったので、新人研修の時から不安だったのですが、何とか頑張って仕事を覚えました。

入社して5年ほどで全国チェーン店だったため、店を1軒まかされました。当時の私は、仕入れ管理、バイトの管理、店の売り上げ管理など様々な業務をこなさなければならず、毎日が戦争と言ってよい様な状況でした。

残業は毎日4〜5時間にもなって、それが1年以上続くと体調が徐々に悪くなってきました。体がだるくてやる気が湧きあがらないのです。

1度病院に行ったのですが、仕事のやりすぎによる疲労の蓄積が原因だろうと言われました。本来なら、そこで数日ゆっくりと休養を取るべきだったのかもしれません。ですが、私は根が真面目なので、我慢をして仕事を続けました。

そんなある日、めまいがして仕事場で倒れてしまいました。救急車で病院に運ばれて、病院に行ったのですが、過労が原因とのことで点滴を受けてから帰宅しました。

今のままでは、会社にも迷惑を掛けてしまうと感じた私は、会社に1ヶ月後に退職することを告げました。上司の方は、辞めないでこの会社で働くようにとは言ってくれたのですが、自分の意思は固かったので結局辞めました。

退職までの残り2週間で後任者に引き継ぎをしっかりとやったので、会社にあまり迷惑を掛けずに辞めることができたと思っています。
 

消費者金融の借金

 
私は、半年ほどは仕事探しをしないで、旅行などでのんびり過ごそうと思いました。マイペースで生活を送ることができたので、体調もかなり良くなってきました。

でも、貯金がほとんどなくなってきたので今度はお金の心配をする必要が出てきました。自分は新入社員の時に、お金が無くて消費者金融で借入れを1度だけしたことがあります。だから、消費者金融のキャッシングカードは持っていました。

お金が無いので、繁華街に設置されていた消費者金融のブースで10万円を借りました。でも、仕事をしていない私は、返済日になってもお金を返すことができませんでした。当然のことながら延滞料が加算されて、借金の額が日を追うごとに増えていきました。
 

債務整理専門の弁護士に相談

 

弁護士

借金の総額が30万円ぐらいになった時に額はそれほど多くなかったのですが、このままにしておくのは危ないと感じたので、弁護士の無料借金相談で私の消費者金融の負債をことを相談しました。

弁護士の先生からしてみれば、30万円なんてすぐに払えるのではと思ったらしく、仕事に就くか、あるいは親からお金を借りたらどうかと言われました。

その頃は真剣に仕事を探していたのですが、見つけることがなかなかできませんでした。また、親は年金暮らしで細々と生活していたので、親からお金を借りるわけにもいきませんでした。

そのことを弁護士の先生に告げると、私の事情を理解してくれたようで示談交渉をしてくれました。結局、返済は元本だけにして貰って、毎月1万円ずづの支払いと言う事になりました。

月1万円は支払う必要があったので、私はアルバイトをすることにしました。今は、深夜のコンビニでレジ打ちのバイトをやっています。

私の場合は、弁護士に相談することで自己破産などの最悪の事態は免れることができました。借りたお金の返済が困難と感じたら迷わずに、債務整理専門の弁護士などに相談をするべきだと思います。

 

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